こんにちは!プランナーの安藤です。
気持ちの良い五月晴れの空が広がるこのごろ、汗ばむような陽気の日も多くなってきましたね。
5月晴天の中、ご親族様をご招待した結婚式が執り行われました。
とっても仲が良いお二人です♪
ご新婦さまのお衣装は、白無垢ではなく赤無垢です!
白無垢には「嫁いだ先の色に染まります」、「純粋で汚れのない状態」などの意味がありますが、赤無垢には、「新婦の慶びの心境と祝いの色を全身で表現する」という素敵な意味が込められています。
つまり赤無垢とはまさに、全身から溢れ出るほどの幸せな気持ちを表現してくれているということです。
ご新郎様もご新婦様もよくお似合いです。
本日の挙式スタイルは、ゲスト様に結婚の誓いを立てる人前式。
宗教や形式にとらわれず、2人にしかできない演出を取り入れられるのが魅力な挙式スタイルです。
開放的な庭園で出来ることも、今現在の状況下では安心ですね。
スタッフ一同、今日の結婚式がお二人とお二人の大切なゲスト様全員にとって素晴らしい一日となりますように…!と願いを込めて準備します。
では、ここからは挙式の様子をご紹介いたします。
こだわりのBGMにのせて、まずは、盛大な拍手の中、ご新郎様のご入場です。
続いて、ご新婦様と親御様がご入場です。
お父様が先導し、その後ろをお母様とご新婦様でゆっくり歩いていただきます。
バージンロードには、幸せそうな花嫁は嫉妬した悪魔にさらわれてしまうという言い伝えから、お清めの意味もあります。
布を敷いた道を花嫁が歩くことで、悪魔から身を守ってくださるそうです。
また、バージンロードは花嫁の人生(過去・現在・未来)を表していると言われます。
中盤までは今までの人生、そしてご新郎様にバトンタッチしてからは、これからの未来です…!
親御様から「これからの娘をよろしく。私たちに代わって幸せにしてあげてください」と心の声が聞こえてきます。
祭壇についてからは、おふたりで誓いの言葉をお読みいただきました。
さぁ続いては・・・
「リングリレー」は新郎新婦様それぞれのゲストが1本のリボンを持ち、後方から中央にいる2人の元まで結婚指輪をリレーしていくもの。とても有名なセレモニーです。
ですが、本日は、お二人の愛犬ルビーちゃんにひと役買ってもらいます。
ルビーちゃんに指輪を運んでもらいまして、『リングドッグ』です!
こちらが大役を任された愛犬ルビーちゃん🐶
司会のコメントと同時に扉が開き、ルビーちゃんのご登場です♡
・・・っと、ルビーちゃん、指輪の入ったボールを咥えて、なんと、固まってしまいました!
みんなから一斉に注目されて、びっくりしてしまったようです。(そうですよね…)
蔵日和にパンを買いに来ていたお客様も、「何が始まるの?」と注目しています。
でもご新郎様の「ルビー!こっち!」の呼びかけに反応し、無事指輪を届けてくれました!お見事です!
ルビーちゃんの届けてくれた指輪で、指輪の交換セレモニーです。
続いては、誓いのキスの代わりに、「手合わせの儀」を行いました。
手のひら同士をお二人がそっと合わせることによって、お互いの温もりを感じたり、お互いの存在の大切さを改めて見つめ直す、そんな意味合いが込められています。お庭に、とっても優しい時間が流れました。
続きまして、次のセレモニーは「植樹水合わせの儀」です。
水合わせの儀とは、昔から神前式で行われていた儀式のひとつです。
「別々の水(環境)で育った新郎新婦が結婚によって一つになり、二人で新たな家庭を築いていけるように」という願いが込められた演出です。
結婚式の当日の誕生花は〝ヤマツツジ〟そこでお二人は、この日のためにヤマツツジをご準備してくださいました。
ヤマツツジの花言葉は《努力》《燃える想い》だそうです♪
木は平和を願って植えられることの多い植物です。
結婚式に参加してくださった皆様が、平和で幸せな生活が送れますように♡との願いも込められています。
受付の時間を使って、ゲスト様には鉢の中に土を入れていただくゲスト参加型の演出です。
ゲスト様に入れていただいた土と、それぞれのご実家のお水をお二人が合わせて、完成となります。
ヤマツツジは、お二人でこれから大切に育てていくそうです。
続きまして、婚姻届けに、新郎新婦様にご署名いただき、証人として新郎お母様と新婦お兄様にもご署名をいただきました。
挙式の中でご署名いただくことはサプライズでした。
最後は親御様に感謝のお気持ちをお伝えし、記念品の贈呈です。
花束と、お二人が生まれたときの体重のお米をプレゼントされました。
お米は、新郎様は水色の、新婦様はピンクのタオルで巻き、赤ちゃんのときのお顔写真を貼り付けました。
お母様、まるで本物の赤ちゃんを抱いているようです。感慨深いですよね・・・
あるお母様から、生まれたばかりの我が子を抱いた感覚は今でもはっきりと覚えているというお話しを伺ったことがあり、私はいつも新郎新婦様に体重米をオススメしています。
こんなに小さかったんだ、立派に成長してくれたなと、感じていただける記念品です。
お二人も親御様も喜びに溢れた、とっても素敵な笑顔です。
みんなでカーテンコールです!!
挙式の最後は、ゲスト様に折り鶴を撒いていただく折り鶴シャワーの中、ご退場です。
鶴は一夫一妻制で一生連れ添う姿から、夫婦の象徴とされています。
「夫婦が末永く幸せでありますように」という願いが込められた縁起の良いセレモニーです。折り鶴もカラフルで本当に飛んでいるようです。
最後はお二人からゲスト様へ、祝い膳と引出物とプチギフトをお渡しして、お見送りいたしました。ご来店当初、お二人のご要望は、ご年配のゲストが多かったため、マスクを外しての会食を心配して、お食事なしの挙式のみということでした。
ですが、せっかく当店をご利用頂くのであれば、特別に祝い膳を作りましょうとなり、本日のお持ち帰りスタイルにいたしました。
ご披露宴のお料理を祝い膳としてお持ち帰りにする試みは、初めてのことだったので、非常に神経を配り、無事出来上がってもお渡しする時の気温や、ご自宅で召し上がって頂くまで気掛かりでした。
後日、祝い膳がゲストの皆さまに好評だったと有難いお言葉を頂きました。
長く続くコロナ禍ですが、今後このようなスタイルの結婚も増えていくのかもしれませんね。
さて、当日はたくさん撮影をいたしました。ここからはオフショットもふくめて写真でご紹介いたします。
ルビーちゃんお疲れさま!
新婦様こだわりのブーケ。
カラーと胡蝶蘭に、ダリアは“ラララ”。
フォトグラファー「いい?こうよ、こう」
フォトグラファー「こうね!」
新婦「決まった…」
新郎(決まった?決まったのこれ?)
「見つかるなよ!」「おぬしこそ!」
お二人忍者になりきってます(笑)
この度はお世話になりまして、誠にありがとうございました。
お二人とのお打合せは毎回楽しく、素敵なお時間を過ごさせていただきました。
記念日などに是非遊びに来て下さい!
またお二人をお目にかかれるときを、楽しみにお待ちしております。
薫風のみぎり、お健やかな毎日をお過ごしくださいませ。
藤右ェ門ウエディングプランナー 安藤
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結婚式のこだわりポイントは、人それぞれです。
藤右ェ門では、できる限り皆様のご要望にお応えできるよう努力しております。
まずはどんなことでもスタッフまでお気軽にご相談くださいませ。
当店ならお二人の夢、叶えることができるかもしれません!