株式会社アガーノ＜藤右ェ門、丁字屋、蔵日和＞代表挨拶

お客様のための一皿、を追求したい。

はじめまして。オーナーの広田 栄治と申します。よくお客様に、「どうして、こんなわかりづらい、看板もないお店を作ったの？」と尋ねられます。それは私なりのお客様に対するおもてなしです。

実は、この店をオープンする前は、雇われのチーフで、毎日毎日100人以上のお客様に料理を提供していました。
ある日ふと思いました、本当に100人のお客様は、私の料理に満足してくれているのだろうか？本当に私は、妥協することなく100人のお客様一人ひとりに満足のいく料理を提供しているのだろうか？と。本当に料理人、サービスマンとして楽しんでいるのだろうか？と。
「100分の１ではなく１分の１の料理を作りたい。一人ひとりの顔を見ながらその人一人のためのおもてなしがしたい。心から楽しんでいる笑顔が見たい！」そういった熱い思いでできあがったお店が、藤右ェ門なのです。

ですから、あえて予約制にし、お客様一人ひとりに建物、四季折々の日本庭園、お料理を大切な人と「大人の時間」を楽しんでいただきたい。そんな思いが詰まったお店なのです。
国のお墨付きをもらった、伝統ある建物の中で、日常から離れてゆったりとした時間を過ごしていると、普段は言葉にできない「ありがとう」が自然と出てくるかもしれませんね。
いつもがんばっている自分へご褒美として、日頃の疲れを癒しに、新しい活力の充電に、お出でください。お待ちしております。

人がやらないことをやろう　～ファーストペンギンになろう～

私が大事にしているのは、どうせやるなら遊び心を持ってやろう、ということ。ギャップを楽しんだり、固定概念を壊してみたり。人がやらないことをやる。考えているだけでは形にならないので、とりあえずやってみる。もちろん、これからもチャレンジは続けていきます。
今考えているのは、店舗展開よりも、古民家という空間をいかしてどんな価値を新たに提供していけるか、という広げ方。次はどんな「感動」を生み出そう？と考えるといつだってワクワクしますよね。それは私だけでなく、スタッフもそう。どうすれば喜んでいただけるか？という問いには一定の答えなどなく、ゴールのない険しい道です。それでもワクワクしながら追求し、お客様と感動と共有する集団でありたいと思っています。

株式会社アガーノ 代表