こんにちは!企画室の織田です。
前半に引き続き、ここからはシンガポール研修旅行の後半です。
シンガポールに行くに当たり、私個人的にぜひ行ってみたいところがありまして…
それが憧れの名門ホテル「ラッフルズホテル」!!
恐れ多くて宿泊は出来ませんが、「ロングバー」は一般客でも利用出来るとのこと。この「ロングバー」はカクテルのシンガポールスリング発祥の地なのです。
はやる気持ちを抑えてタクシーで向かうと、白く美しいコロニアル様式の建物をバックに、優しいドアマンがお出迎えしてくれます。このドアマンはラッフルズだけでなくシンガポールの顔と言っても過言ではなく、一説によればシンガポールで一番写真を撮られている人なのだそうです。
優雅にアフタヌーンティーを楽しむマダム達を横目に、クラッシックなエレベーター(床が黒白のチェック!んもー、ひとつひとつ素敵!)にのってロングバーへ。
入り口には待ちのお客様で列が出来ていますが、割とすぐに入れます。外観とはうってかわって黒とダークな茶色が基調のシックなバー。
中央に螺旋階段が!階段好きな私にはたまらない内装です。
そしておつまみはロゴ入りの麻袋いっぱいに詰められた名物のピーナッツ!(サービスの女の子がこの麻袋を転がらないように慎重に整えて置いてくれる仕草が可愛い。)なんとこのピーナッツの殻を床に落とすのがロングバーの流儀。確かに床にはたくさんのピーナッツの殻が…。一瞬ためらいましたが郷に入れば郷に従えです、えいっとやってみました(*^^*)
さてまず飲んでみるのは、カウンターでバーテンダーがひたすら作っている一番オーダーのオリジナルシンガポールスリング。いったい一日に何杯作るのでしょう…というくらい作り続けていました。ジンベースで甘酸っぱいけれど後味さっぱりしています。シンガポールはアルコールドリンクが高めの国とは聞いていましたが、こちらはもうちょっと高いですね(S$33)。でも私こちらで過ごす時間が一番落ち着けて、とても気に入ったのでその価値ありと思えてしまいました。
そうそう、こちらのロングバーでちょっとしたハプニングもありまして…。
オーナー広田が気に入ったバーテンダーを指名してカクテルを作ってもらったのですが、出来上がった渾身の一杯をサービスの男性が滑らせて落としてしまったんです。グラスは割れカクテルは飛び散り…(でもササーッとスタッフが集まり何事もなかったかのようにすばやく撤収)。サービスの男性はめったにしない痛恨のミスだったのでしょうね、バーテンダーに小さく“ゴメンね”をして奥にひっこんでしまいまして…(気持ちわかる~~です!)
そして帰り際、広田がそのサービスマンの姿を見かけて歩み寄り「Don’t worry! See you again!」と声をかけると、グッときたようで涙目で「See you again!」と握手を求めてきていました。(わかる~~です)
昼間からカクテル飲んでいい気分で、邸内を散策。中庭も素敵で、いつか宿泊して宿泊客だけが通れるレッドカーペットを歩けたら…なんて遠い夢に思いを馳せる私でした(*^^*)
楽しかったし勉強になりました!お客様にとって有益だと感じてもらえる、特別感ともいえる価値で、提供する事。もちろんその背景には長い長い伝統が培ってきたブランディングがあるのですが。サービスされる側にならないと気付かない事もあり、有意義な時間でした。
滞在中にはシンガポール名物といわれる「チキンライス」、「バクテー」や「チリクラブ」も制覇!アラブストリートではカレーも食べました!
スタッフの中にはパステルカラーのアパートが並ぶ「プラナカンハウス」やカラフルな路地「ハジレーン」に行ってばっちり写真を撮ったり、思い思いに楽しんだようです。
パームビーチのチリクラブ!! お、重…。
カニを食べると無口になっちゃう!
ご飯も鶏のスープで炊いてある。
バクテーは骨付き肉を香辛料とにんにくで煮込んだローカルグルメ。
揚げパンと食べるとまた美味しい!
プラナカンハウス。カワイイ。
水の上のカフェ。ヴェネチアみたい。(行った事ないけど(^^;)
カフェのカプチーノ。
最後は唯一全員で撮ったマーライオン公園での一枚で締め括りましょうか。
さて次回は…どんなところで、どんな体験が出来るのでしょうか(*^^*)
企画室 織田